参議院選挙、衆議院選挙の焦点マニュフェスト比較

自民党、公明党、民主党、維新の会、共産党など多くの党が同じような政策を掲げるこの時代、参院選・衆院選の前にはしっかりと各政党のマニュフェストを比較しておく必要があるだろう。

70歳まで年金をもらえない時代がくるよ。

=============引用

一方、高齢者の運動能力は過去10年間で約5歳若返っており、内閣府の調査によると60歳以上の8割程度が70歳以降まで働くことを希望している。

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なんで60歳以上の8割が働きたいというか。それは年金受給が引きあがっているからで、70歳に引き上げればだれもが70まで働きたいというさ。
だって年金もらわずに仕事辞めたら貯蓄切り崩すしかないんだから。

なんてマッチポンプな誘導なんだ。
高齢者も元気だから働く意思があっていい社会だ。生産人口も減るしお年寄りにもっと活躍してもらおう!とか言ってるけど、実際には年金支払う金がないから払わないようにどうやってうまく誘導しているかってだけなんだよね。

年金と無駄な薬代とそこらへんをどうにかしないと社会保障費は膨大過ぎて死ぬ。
今の30代より下は年金75とかからになりそうだよね。マジで。
イイよなぁ政治家は無責任に未来に課題を残すのが仕事なんだから。

2018年沖縄知事選に見る琉球の民意と政権与党の誤算。

======================一部引用

 激しい選挙戦を繰り広げた沖縄県知事選挙は30日、翁長雄志知事の後継として「辺野古に新基地を造らせない」と訴えた玉城デニーさん(58)が新基地建設の是非を明言しなかった佐喜真淳さん(54)に大勝した。米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市の辺野古新基地建設を拒む県民の意思が明確に示された。玉城さんは涙を浮かべ「新基地建設を止めることが未来の子どもたちにできる、私たち責任世代の行動だ」と呼び掛け、「翁長知事の遺志を継いで、私も体を張って主張する」と魂の継承を力強く誓った。

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翁知事の逝去により予定より早く始まった弔い合戦は翁さんの意思を継ぐ玉城デニーさんが前宜野湾市長の佐喜真さんを破った。

みんな無所属新人で残り二人は3000票(それでさえ誰がいれたんだ?という話ではあるが)、二人が39.7万票と31.6万票なので二人の一騎打ちだった。

 

一騎打ちではあるが政権与党である自民公明は佐喜真さんを完全バックアップなので、政権vs沖縄民意がまた行われていたわけです。
結果はあれだけ自民党幹部が沖縄入りして応援したにもかかわらず前回の翁さんの36万票を超える過去最高票数を集めた玉城さんの勝利。
もともとねじれてる沖縄で負けたって、別にこれで政権が揺らぐことはないが沖縄・琉球の民意の意地が見えた選挙だった。なにせ台風で投票率が伸びなければ組織票を展開できる政権側の佐喜真さんが圧倒的に有利と思われる中で期日前投票などもかなり使われた結果、結構な大差で勝ったのは大きい。

辺野古新基地はいやだという沖縄県民とアメリカべったり(仕方ないともいえるけど)の政権が進める新基地建設。別に争点はそれだけでなく、沖縄は総意(多数決という意味)で政権の進め方は反対という結果と勝ち取ったといえる。

 

ここからまた兵糧攻めを用いてくるだろうけど今回の結果でもわかるように、政権幹部が応援演説に沖縄に入るのは逆効果と言える。
仲間内の閉じた空間で人を集めて話をするのはいいだろう。公民館的な。だけど街頭演説やいかにも応援で沖縄入りしましたというニュースを聞くたびにしまんちゅはイライラしているからだ。

落下傘候補が受かる本土と島国としての矜持をしっかり持つ琉球民の差がでたなぁと思う選挙だった。

一票の格差是正という言い訳の元に参院6議席増へ。議員という職が増えていく。

===============要旨引用

 参院定数を6増する自民党提出の公職選挙法改正案が18日、衆院本会議で与党の賛成多数で可決、成立した。来年夏の参院選から適用される。参院の定数増は、沖縄の本土復帰に向け昭和45年に選挙区新設で2増されたのを除くと戦後初めてとなる。

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一票の格差を是正するのに議席を増やす必要はなく、アダムズ方式とかを採用したりすればいいのに。減って公平になるのであればそれが一番でしょう。

なぜ参議院選挙を前に議席を増やすのか。それも格差解消で地方に議席が増えるってことになる。

 

日本の国会議員は人口当たりの議員数で言えば多くはない。

が異常に地方議員がいることもあり、国会議員が増やすほど必要とは全く思えない。

お金をもらって政治家をする職業議員が日本には多すぎる。職業だからリストラされたらたまらないと議員の抵抗もすごい。なんせ数を決めるのは本人たちなのだ。

 

政治家にもっと給料を与えれば、優秀な人がもっと来ると言う話もあるだろう。

だがお金を払うのならもっと評価システムをしっかりと作りたい。PDCAができる仕組みがないのは致命的だ。

評価は次の選挙で示す(もしくは不信任があるが)しかないのだから、指標つくりをもっとやるべきではないだろうか。

 

正直スキャンダルで左右されるのはばかばかしく(悪質なやつらは次に絶対当選させないという投票側の意思も大事)、実際にはマニュフェストにコミットさせて評価を行うべきだろう。

佐川さん不起訴で加計学園は嘘をついても学校はできてるし。

佐川氏 31日にも不起訴へ、森友の決裁文書改ざん(TBS系(JNN)) - Yahoo!ニュース

<加計学園>愛媛県に謝罪申し入れ 「首相面会」巡り(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

 

無駄な時間を国会で使ってほしくないのでさっさと真相明らかにして終わってほしいのに、森友も加計学園も胡散臭い話ばっかりで安倍さんは知らないの一点張り。

森友は嫁さんかも知らんけど、加計学園なんて友達に便宜を図ってなくてもそういう風に見えることをするのが論外だし。大いに反省してもらいたい。

野党もそれ追及して政権を追い詰めたいのはわかるけど、不毛な感じも否めず国会は延長で金ばっかりかかる。

佐川さん証人喚問して色々追い詰めたのに、結局不起訴なんだってよ。何のためにやったのかわからなくなる。

 

加計学園も嘘をついてごめんなさいするって潔く見えるけど、どうみてもかばっているようにしか見えないし。仮にほんとに嘘ついてたとしたら結構すごいことでは??

それがまかり通るならなんでも言い放題な気がするんですけど。

 

働き方改革もどうでもよくて、中身たいしてないし。
目くらましされている中で社会保障費の数値目標はなくなるし、そっちの方が日本の未来、子供たち、孫たちにとってはかなーーーーーり重要なんですけど。

憲法改正発議の総議員3分の2:310を超える与党を信任した有権者

こまごました人を回収された310に届いてもやむなしかと思っていたけど、まさかの自公だけで312(まだ残り4議席あるけど)。

消費税の使い道なんて解散の方便で、安保法案、テロ等準備罪の強引な成立、森友・加計の忖度政治への信任と言ってよかった2017衆院選
結果は安倍政権への信任となった。こうなったらもう入れた人たちは安倍さんたちがどう国を変えようと、その影響が自分たちの子供や孫たちに及ぼうとも責任を持たなくてはならない。

今のところ安倍政権は円安誘導で景気もよくなっている感じに見えるし、外交でも北朝鮮への毅然とした対応など良い部分もたくさんある。
が、政権運営のプロセスはどうみてもだめと思うんだけど。大多数の国民はそうは思わないのだろう。

自民党が勝つにはわかっていたにしても、せめて250程度になっていてほしかった。信任していないと言う意味で。
野党が共闘しないからという理由ももっともだけど、有権者が何も考えずに投票している結果の気もする。考えて、いる、のか?

 

  公示前 17年衆院選  
自民 290 283 -7 -0.2%
希望 57 49 -8 -1.5%
公明 34 29 -5 -0.9%
共産 21 12 -9 -1.8%
立民 15 54 39 8.5%
維新 14 10 -4 -0.8%
社民 2 1 -1 -0.2%
こころ 0 0 0 0.0%
無所属・他 39 23 -16 -3.3%
欠員   3 3 0.6%
残り   4 4 0.9%
---------------------------------------------- 0 0.0%
定数 475 465 -10 0.0%

 

現段階で4議席集計されていないけど、ずっと安倍さんの問題を取り上げたメディア放送があったのに自公で12議席しか減っていないってことは偏向放送なんでしょねw

定数が10減っているので、減るのはしかたない。占有率も減っているけど310以上で信任を得た意味は大きい。
立憲民主がんばったけど、政権批判だけで前向きな議論をしないとまた立場をなくしてしまう。芯を通してなお、国政にからめる活躍を期待したい。希望はもちっとやる気だせ。

 

憲法改正に当たっては恣意的な運用をさせない仕組みづくりをしなければならない。
それさえできるのなら改正はした方がいい。その議論を早く国民に浸透させるような世論誘導が必要ではないだろうか。

性善説で「この法律を悪用する政治家はいない”だろう”」ではなく、「この法律を拡大解釈して悪用する政治家(政権)が将来できる”かもしれない”」という「だろうではなくかもしれない」を念頭に憲法改正議論がなされることを願いたい。

2017年10月忖度解散衆議院選挙の各党1行マニュフェスト、希望・維新とその他。

 希望の党~私たちが目指す「希望の道」

https://kibounotou.jp/policy/

消費税増税凍結して、議員の身を切る改革とユリノミクス原発ゼロ、ダイバーシティな日本に希望をもたらして、憲法改正するよ。

なんだかんだ自民党の臭いがぷんぷん。連立も視野といっていたし。
国政の透明化、情報公開で既得権益しがらみ排除という割には都政を見る限りその方向性は見えない。
野党はもとより党内公認候補をまとめあげられない点などを見ると国政政党としては厳しいか。

自民はいや、共産もいや、民主党には嫌な思い出しかなく、維新てなーに?ていう人には受け皿になるのかもしれない。

12のゼロとかスローガン作ってるけど、思いついた夢を言ってみただけ感が強い。それぞれに実行プロセスを出してもらいたいものだ。

 

日本維新の会~消費増税 凍結!身を切る改革で教育無償化。

https://o-ishin.jp/election/shuin2017/common/pdf/manifest.pdf

税金の使い道を議員、公務員精度の見直しなどから見直し、主に子供の教育にあてて日本をよく改革、憲法改正や安全保障は現実的な用途を絞って議論しよう。

維新は大阪で実績があるように小さな政府を目指して改革を進めるタイプ。大阪も成功続きではなく住民投票で負けたりするものの軸はぶれず、財政規律を重んじて現実を見る姿勢は買いたい。

憲法改正や安保法案などに対する姿勢は与党より明確であいまいさが残らないので恣意的な運用が将来的に起こらずよさそうだ。憲法・安全保障を変えると言う意味では一緒だが内容が全然違う。

ただ共謀罪に賛成などの姿勢は謎が残る。

 

共産党 安倍さん退場、憲法改悪反対、増税せずに大企業から財源を。

→基本的には姿勢はいつもと変わらないのは潔い。が北朝鮮との対話による平和的解決プロセスにはあまり実現性が見えない。

公明党 教育の無償化、増税はするけど軽減税率導入、低年金世代支援など。

→あんまり内容がない。与党だけど左派としての信念を感じられないこともあり、強みの組織票も減りそうな予感。

 

社民、日本のこころ、その他は割愛します。

2017年10月忖度解散衆議院選挙の各党1行マニュフェスト、自民・立民。

自民党~この国を、守り抜く。

https://jimin.ncss.nifty.com/pdf/pamphlet/20171003_pamphlet.pdf

北朝鮮の脅威があるので安定政権である自民党におまかせしてくれれば安心さ、アベノミクス加速させて、消費税の一部は幼児保育・教育の無償化に使って若い人もハッピーで、地方再生もお手の物、そしていよいよみんなに理解をしてもらった上で憲法改正します。

北朝鮮リスクは確かに他の党では心もとない。
アベノミクスは日銀BS痛めて緩和しまくっているからでどの政党でもいい。
消費税の使い道を争点にしてるけど、人気が薄い若い人たちへのポイント稼ぎにしか見えない。が若い人は現金なので効果はある。
地方再生は森友・加計学園みたいなのをこれからもいっぱいってこと?という気がしてくる。
憲法改正は"国民の幅広い理解を得て"というけれど、安保法案もテロ等準備罪も幅広い理解を得ているとは思えず、憲法改正もその程度の理解で押し切るんだろうなぁという感じが強い。

 

立憲民主党~まっとうな政治。

https://cdp-japan.jp/img/common/pamphlet.pdf

アベノミクスに恩恵を感じない人たちの暮らしがよくなる施策を行い、原発ゼロ、LGBTや結婚などを現代社会に沿った形にし、9条は変えず、カジノ反対、沖縄県民に沿った米軍基地を考え、共謀罪を廃止する。

案外まともなことを書いている枝野さんという印象。ただ如何せん民主党に見られると政権運営能力がないのを政権とったときの党首たちが強く印象付けているのでやっぱり微妙。
個人的には「ともに支えあう社会の実現」という曖昧模糊な公約の中身が個々人がとても悩んでいる内容を拾い上げている感じがして票が来そうな感じがした。けど普通そこまでマニュフェスト見ないし、選挙のときはアベノミクス批判なんだろうなぁ。

LGBT差別対策、選択的夫婦別姓、性暴力被害者支援など。

 

明日は希望と維新を予定しております。

冒頭解散は支持せずも希望も信じられず

国民全体で見れば、都議選で乗れなかった反自民の波を国政に展開できるまたとないチャンスであり、心のどこかで前の民主党みたいにならないでよと心配を抱きつつ、あまりにも一党支配な自民党をけん制したいので希望の党に投票したい気もわかる。

 

だが都民からしてみれば小池さんの行動は信用がおけない。
いくら自分が立たなくては国政で勝てないとわかっていてもまだ都政で成果もあげておらず、東京オリンピックまでしっかり船頭としてがんばると見えていた姿勢が半減した。公務の取りやめなどを大きくメディアが扱うようになれば都民の感情は複雑になるだろう。
都民は1300万人。つまり国政に出て10%の票は小池一辺倒に行くわけではないことを示している。

 

安倍自民も臨時国会の冒頭解散(しなかったらおもしろいけど)なんて、どんな理由をこじつけて解散しようとも信頼できない。
なんちゃら学園やらどこぞの獣医学部とかの問題をさらに大きな風呂敷でつつんで見えなくしているだけ。消費税の使い道なんて対して興味もなく、ばらまきを国民に提示すれば票がついてくる(特に子供持つ若い世代にうけるだろう)という考えは、まさに「こじつけ解散」こじつけた理由で子供世代をだまして信任を得たと言うことにしよう解散だ。

 

自民には入れたくない。もう少し拮抗させたい。だが、民進党も合流して大きな野党ができたとしてもその存在意義がよくわからない。反自民の受け皿というだけで果たして投票していいものか。
信頼できる政党がないというものの投票をしないと棄権なわけで。悩ましいですね。特に都民は。

政治資金収支報告書を偽造したら詐欺ですよ。鈴木五輪担当相清鈴会のガソリンの言い分を検証してみた。

 

他で同じような問題があがったのにそのあとからって・・・

どういった管理なんでしょうか。他の政治団体でも当たり前のように行っているかもしれませんが、経費を水増しして税金とってたらそれは詐欺です。

 

ガソリン代の支出額は13年が491万円、14年が382万円、15年が539万円だった。15年1月には1回分の支払いが174万円に上るケースもあった。

同事務所は「岩手県は土地が広く、当時7人が車を1台ずつ使用して各地を回った。1人が1日250~300キロは走っている」と説明した。

 

ふむ。計算してみましょう。

石油情報センターのデータから岩手県の年度別のガソリン平均価格を算出しました。

2013年 155.9円

2014年 162.5円

2015年 136.5円(1月だけだと140.6円)

乗用車であれば最低リッター10km、SUV・ミニバンでも7kmはでるでしょう。相当ポンコツでなければ。(ちなみに政治活動をする人たちはお金持ってる感を出したらやぼなのでエコカーも多いと聞いています。ヴィッツとかのコンパクト。)

 

リッター10キロの車を7人が乗ってガソリンを使ったとして・・・
※こんだけ走るならリッター10より燃費のいい車に乗ってほしい。

ガソリン代から逆算した一人当たりの走行距離。

2013年 491万/155.9×10/7=約44,992km→月間3749km→187.5km/日(20日勤務)
2014年 382万/162.5×10/7=約33,582km→2799km→139.9km/日
2015年 539万/136.5×10/7=約56,410km→4701km→235.0km/日

2015年1月 174万/140.6×10/7=約17,679km→884.0km/日(盛岡市から名古屋市までいける)

 

2015年1月は岩手を何周したのだろうか。
というか平均時速50kmとして、17.7時間運転してる。死ぬ。
何月分かを合算で精算って言いそう。

 

その他は1日3~5時間運転なので行けなくはない。世の営業マンはこんな感じなんでしょうか?8時間の労働時間では絶対に終わらない気がしてかなりのブラック臭がしておりますが・・・

自民党がまた地方議員年金を復活させようとしている件


なんで2011年に廃止された制度に代わるものを作る必要があるのか。

必要ないから廃止されたのに。

 

自治体と折半で厚生年金にしたら、自治体=税金=住民からお金をさらにもらうことになる。議員報酬だけでやっていけないとか言っている議員はやらなければいい。

お金のために議員になりたい人は正直いらない。

 

自民のプロジェクトチームに参加する人の名前を明らかにしてほしいなぁ。

全国都道府県議会議長会総会でも実現してほしい決議を出したとか。本気か?

大阪の松井さんは反対しているというけど、決議に賛成した人の名前を知りたい。

 

山口県議会議長の柳居さんが議長ですが、この賛成決議を選挙の時に地元で話せるのかな。今もお金をもらってますけど、老後が不安なのでさらに保障を厚くしてくださいと。

ありえない。