参議院選挙、衆議院選挙の焦点マニュフェスト比較

自民党、公明党、民主党、維新の会、共産党など多くの党が同じような政策を掲げるこの時代、参院選・衆院選の前にはしっかりと各政党のマニュフェストを比較しておく必要があるだろう。

2016参議院選挙 おおさか維新の会マニフェスト

マニフェストなのかマニュフェストなのかよくわからなくなってきた。

o-ishin.jp

 

おおさかと付けてしまうと地方政党なイメージ付くから微妙だと思うのですが、維新の会取られたから仕方ないか。

さて、おおさか維新の会も憲法改正派に数えられています。
正直やっていることは橋下さんのときから一貫していて、昔ながらのしがらみ政治や既得権から離れ、国を強くしよう!(中身は本当にどうなるかさておき)というものです。

施策がうまくいくかどうかはやらないとわからない。それは現与党でも同じなので、既得権益を排除して新しい仕組みを作ると言うのは今の日本に希望を持てない人たちには刺さるのではないでしょうか。

特に若い人には刺さってほしいけどどうだろう。

 

憲法改正についてみてみると、発議、国民投票に付するとある。
つまり自民党みたいに勝手に憲法を変えるのではなく、国民投票を通してやろうということだ。

同じ改憲派でも中身を読むと全然違う。

 

また憲法裁判所の設置もうたっていて、このあたりも感覚的には庶民的というかわかりやすいというか政治家然として愚民はついてこい的な思想の感じはしない。

 

さて、週末です。
日本にとってはまぁまぁな分水嶺になると思います。
老いも若きも未来のために投票をしに行きましょう。

投票理由は自分の利益で考えても構いません。投票で意思を表示するということが一番必要なのですから。

ただ、その一票にはまだ生まれていない、さらには17歳以下の投票権を持たない子供たちの未来も抱えている責任を持ちましょう。

2016年夏の参議院議員選挙、改憲派有利か・・・3分の2取れちゃうかも

改憲4党、3分の2に迫る 朝日新聞・参院選情勢調査 (朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

むむむ、やっぱり改憲派議席取れてしまうかもしれないですね。
仮にそうなったら、改憲の目的・次世代への影響・万が一にも悪い解釈をされないやり方などを熟慮して、その熟慮の過程を国民にしっかりと見せながらやっていってもらいたいものです。

正直改憲って言われても、中身の議論が全然ないまま当選して、勝手に作られることをOKといっているわけではないので。

うーん、3分の2切れてくれないかなぁ。

 

「公共事業は悪ではない」 日本のこころ・中山代表:朝日新聞デジタル

もうなんてゆーか、閉口。
日本のこころって公共事業なんですか?と問いたい。

公共事業は悪ではないよ。使い方に無駄が多すぎて、その無駄は子供・孫たちのお金を先にかつあげして使っているだけ。

面と向かって孫に言いなよ。金貸してくれ。きっと景気をよくするから。

よくなるかはわからないけど、きっとよくなる。
そしてわかるころには自分たちは天国から見守ってるから。

だったら自分たちで判断するから金を残してくれと孫はいうだろうけど。ね。

 

日本の公共事業にはしがらみに関係なく、費用対効果を公共の意味と経済をまとめて判断する専門集団(官僚ではなく)がいると思います。
民間の専門家をまとめあげて意見をいうだけでも違うんだけどなぁ。

 

さぁ、選挙戦同様暑い日が続きます。
水分補給して週末に備えてください。

いよいよ迫る参議院選挙2016。マニュフェストを見て、目の前の課題より大きな改憲に目を。

headlines.yahoo.co.jp

 

何度も書くけど、私は改憲がいやだとか言うつもりはなく議論のないまま、議席を獲得した与党が勝手に憲法を変えるのは嫌だという人だ。
安保法案の説明がないのも納得いかない。説明すると安倍さんいったけど、あったっけ?少なくとも私は記憶にないし、腑にも落ちていない。

 

やっぱりだけど自民、公明与党は経済や社会保障に関して与党でないと日本がだめになる!野党連合で政治ができるわけがない。というアピールに終始している感がある。

3分の2さえ取れば憲法改正に動くのだろうが、その説明、中身を投票する国民は理解しているのだろうか。もしくは与党におまかせなのか。

野党はというと、アベノミクスは失敗だ、保育士の給与をあげるにはなど、時勢にくみしたアピールが多いように見える。
基本は与党批判で票を取るのは昔から変わらないので、そこはいいかもしれないが政権を取ったらという姿はやや見えづらい。

期日前投票も増えているらしいし、18歳の投票も初。今回の選挙は都知事選にも絡んでいくし、結構注目度が高い。

正直憲法改正はいやだが、与野党入れ替えで政治ができるとも思えないので3分の2にならないように野党に票が入ってほしいと願うばかりだ。
投票前には経済や社会保障といった根深い問題だけど、目の前に見える対策だけではなく、憲法改正という国の根幹を変える可能性がある部分のマニュフェストだけは熟読した上で投票にいきましょう。

 

めざましテレビで18歳の主張的な「初の選挙でいいたいこと」みたいなのをやっていた。

①公園をつぶして保育園作れみたいなニュースを見て、とりあえず作ればいい的な話ではない。って言った後で主張が「仕事と子育てを両立しやすい社会に。」

保育園ないと仕事できないんだよ~きっと反対派のニュースをみたんだろうな。

②海外留学したいからそういう支援を増やしてほしい。

いいけど、うん、どんだけ幸せな希望を・・・

18歳なので致し方ない部分はありますが、いたって目の前の事象で票が動きやすそうだなと思いました。
保育園の事情、憲法の事情、社会保障などなど、選挙に関する話題はもっともっと賛成・反対双方の意見をまとめたサイトが必要だなと思いました。

大人でも意見がわれることが多い選挙。自分の目で情報を確かめて投票には責任を持ちましょう。そして選挙いきましょうね!

参議院選挙2016 増税、景気だけ?憲法改正、安保法案は見えないまま選挙に行かないように。

headlines.yahoo.co.jp

 

増税とか格差などの経済面を問う選挙なのか、昨年大きな話題となった安保法案や憲法改正を問う選挙なのか。

もちろん目の前の課題に興味を持って投票するのは間違った行動ではない。ただ有権者の意識はどうしても短期的になり、ヘリコプターマネーでも喜ぶ傾向にある。

増税を延期するとどうなるのか、アベノミクスとして今後どのような対策を取るのか。そのあたりはしっかりと検討する価値はある。
今の私たちではなく、子供や孫に対して日本という国に住んでよかったと思われるために今何をしたらいいかを話し合おう。

が、話はそれだけではなく語られない既に成立した安保法案の使い方・今後の展開、改憲を進めるのか進めないのか、進めるとしたら中身をどうするのか。
この辺りがまったく話されないまま、三分の二になったから信任を得た。だから改憲は好きなようにする。
「もし文句があるなら次の選挙で」となる可能性が高い。どう改憲されるかをこの段階から議論するべきであり、その影響力をもっと国民全体で考えないといけない。

憲法や法案は時の政府が恣意的に運用できるようなものであってはならないと私は思っている。
実際に戦争の脅威が目の前にあるとして、憲法や法案で枠を作っておかなければすぐに実戦になり、一度ふたが開けば戦火を止めるのは困難だ。

日本は平和なのではなく、“安全”な国だ。
その安全はアメリカをはじめとした世界の国々との仲良さの成果でもあり、過去の戦争への反省からくる憲法のたまものでもある。

景気が悪いくらいならどうにでもなる。だけど戦争は二度と起こしてはいけない。
起こる素地を持ってもいけない。他人に任せてしまえと言っているのではなく、自衛に専念すべきであり、国際貢献人道支援やインフラなどの支援で力を持っているではないか。

集団的自衛権の行使は自衛権ではなく、アメリカと一緒に戦争をするというものだ。自衛権というからよさそうに聞こえるけど、アメリカが戦争を仕掛ける際には自衛隊を行かせると言うことだから。
”安全なところ”にしかいかない。というが、その線引きは法律でされていない。これもまた恣意的な運用になってしまうのだ。

やるならやるで構わない。その覚悟が国民全体(過半数以上)の意見なら。
であればそれを題材に国民投票でもいいじゃないか。イギリスみたいにさ。

話はそれてきたけど、国をどうしたいかを問う、改憲まで見据えた参議院選挙ということをもっとマスコミも話題にするべきで、改憲したらどうなるかまで踏み込んで話し合うべきだと私は思う。

2016年参議院選挙、党首討論会でのメッセージ

www.sankei.com

 

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自民党 安倍首相

民進党 岡田代表

公明党 山口代表

共産党 志位委員長

おおさか維新の会 片山共同代表

社民党 吉田党首

生活の党 小沢共同代表

日本のこころを大切にする党 中山代表

新党改革 荒井代表

 

いよいよ選挙なので色々出てくると思いますが、経済対策は目の前の財政支出しか見えず、つまりカンフル剤しかない。これはどの政党も成長戦略を描くだけの力はないため仕方ないと思います。
消費税延長も誰でもできる判断で、今後もやろうと思えばできる。
円が暴落するまではプライマリーバランスなんて気にしないのが政治家な気もする。

となれば社会保障の仕組み、安全保障・憲法改正をどう考えるかが焦点となるわけで年金や介護、保育など根本的に先が見えない、だけど根本的に問題が難しく票を落としてしまうものに対しての話が少ない。
選挙なのでみんなに当たり障りないことをいうのは戦略として間違っていないですが、国をどう考えていくのかを少しずつくみとって選挙に臨みたいものですね。

”せこい”舛添都知事の辞職。給与返上も退職金返上もなしでよかったね・・・

www.asahi.com

 

退職金も結局はもらうし、条例間に合わないということで都知事続けられないなら給与ももらう。

税金は無駄に50億もかかるけど、100億じゃないだけましか。
法的には問題のないせこい処理からはじまり、説明を全くしない態度で火に油をそそぎ、炎上につぐ炎上で与党も参院選を前にかばいきれなくなり、辞職。

一体何がしたかったんだ・・・
最初から公私混同で経費使ってすいませんでした。私が悪いです。今後は一切やらないし明細も開示する、今まで使ったものはすべて返上(寄付)、給与も半分にします。

とかまでやっていれば続けられたのに。そしたら50億かからなかったのに。

なぜ何も説明しないのか。
それでもいけるとふんでいたのなら随分と余裕があったものだ。
結局は政治家としての資質がないと烙印を押されたわけだから、二度と受かることはないだろうし、イメージ的にタレントにも戻りづらい。

リスクコンサルタントとかを付ければよかったのにと思うけど、きっとコンサルタントにも本当のことは話さないんだろうな。

ということで都知事選が参院選に加わる形となりますが、重みは参院選の方が明らかに大きく、安保や社会保障といった内容は今後の日本を左右するものです。

目の前のえさだけでなく、子供たち孫たちのためになる政治家を一人でも多く選びたいものですね。

 

2016年参議院選挙はアベノミクスではなくて憲法改正の合意とみている自民党

わたしは憲法改正がいやだという人ではない。
今の時代にあっていないのであれば、しっかりと議論し国民投票をしたうえで変更していけばよいと思う。
ただ、だまし討ちで自分の意図しない内容を含む憲法になるのならば別だ。
やるのなら全国民での議論、国民投票があるべき姿だと思っている。それがなければ軍が暴走して、憲法などを勝手に解釈して戦争を起こした戦時中と変わらない。

ISだって聖典を勝手に解釈しているだけ。そう、解釈によって行動が変わるような内容にしてはいけないし、安全装置は何重にも設置しなければ、今は安全だと思って会見してもこどもや孫の世代に負の遺産となってしまう可能性を残す。
そんな可能性残しちゃだめじゃない?

 

自民党の政策パンフレットはこちら。

https://jimin.ncss.nifty.com/pdf/pamphlet/20160608_pamphlet.pdf

経済、外交一色。
アベノミクス、消費増税延期を問うとしながら、一番右下のテキストにあるように憲法改正にも賛同を得るとしている。

見るべきは派手に書かれているところだけではなく、細かいテキストのところ。
説明してないから、今回はやらないわけではないことが安保法案でわかった。あなたは今の勢いで憲法改正を認めますか?

安保法案の説明もまだうけていないし、憲法改正も国民にはあとから説明としてすすめらて、説明はない可能性しかない。

どういう選挙になるのか。しっかりとみていきましょう。

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平成27年2月の安倍さん施政方針演説。三本の矢の経済政策の成果はどこへ。2016年マニュフェストのチェック項目。

舛添さんは予想通り、違法性はなく反省をしたということで終わるのだろう。
個人的には給与返上などもやって、一気に反省感を出してしまえばよかったのにと思う。小出しにしては意味がないのだから。

さて、今日は安倍さんが再延期を決めた消費税増税の話を思い出してみたい。この施政方針演説も実はまだ1年4カ月前なのだ。この期間を使って消費税をあと2%あげるだけの下地を作れなかったことに対する反省はないのだろうか。

 

二度と増税延期はしないと啖呵を切ったのに。これでは子供や再犯者が「大丈夫。もう二度としません(笑)」と言っていてもバカにできない。
なぜ再延期になったのか、その理由を外部要因だけでなくしっかりと説明すべきではないか。正直増税延期を踏み絵に参院選はバカにしているとしか思えない。
だって誰でも増税はいやだもの。マクロ的に見たらこれを理由にプライマリーバランス達成も遅れる(結局できない?)だろうし、短期的な株価・景気対策としか思えない。

 

だからと言って野党にまかせたらうまくいくほどいい話も見えない。
日本は影の内閣的なものをもう少し強化しないと、前の民主党に代わった時のトラウマが大きいので野党になびくのも難しい。
せめて大阪都構想が成功していて、橋本さんたちががんばっていればよかったのだが。

 

18ヶ月再延期することに反対するわけではなく、撤回する理由を人のせいにして反省をしない姿勢では、今後も同じことをされるのではないかと思えてしまうことが問題なのだ。
2016年参議院選挙のマニュフェストのチェック項目は

①経済景気対策

増税タイミング、財政規律の方法

③安全保障法案の説明(まだされてない気がするのはわたしだけ?)

これは少なくとも押さえておきたい。
なんとなく論点のすり替えで③ではなく①になるのは目に見えているのだが。

 

このリンクもいつなくなるかわからないのでスクショも撮っておこう。

www.kantei.go.jp

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舛添都知事の所信表明と安倍さんの公約違反にみる参院選への流れ

舛添さんの所信表明と都議会の流れを見るに、辞任させる気はないようであり、それはおそらく与党との話し合いが舛添さん側とできていることを指している。
たしかにW選挙はなくなったとはいえ、参議院選挙に都知事選が絡めば与党からしたら面倒だし、受かりそうな候補擁立も容易ではない。となれば舛添さんに恩を売った形で参議院選挙を落ち着いて戦うという話になるのだろう。

罵声がでた都議会初日だが、百条委員会設置を言っているのは共産党くらいでおそらく設置にならない。→”第三者の目”だけが頼りになり、”法的問題がない”という結論になるだろう。
問題は法的なものではなく、政治家倫理、人としての倫理、公人としての倫理なのだが。

 

そして安倍さんはマニュフェスト違反を認めて、信を問うという。だが、参議院選挙の信はそこなのか?
消費増税延期(景気対策)に賛成なら、安保法案にも賛成で、憲法改正にも賛成ということになるのだろうか。


水は引くに流れ、人は易きに流れる。

 

人参をぶら下げられたら馬は走る。だが、食べ終わった時にどこに連れていかれているのだろう。

「二度と延期はしない」と啖呵を切っていたのに、状況が状況なんで延期で。
これが通じるなら、今回の2年半の延期が最後である保証はどこにもない。つまり、阿部さん(与党総裁)はいつでも約束は撤回して新しいえさを選挙を勝つために使うことができると言うことになる。
しかも2年半って長さと増税延期という庶民にとってはなんとも心地いい響きがどれだけ財政に負担を与え、その財源をもとに行おうとしていた社会保障に影響を与えるのだろうか。
3兆とも5兆とも言われる増税でえる収入をどこからもってくるのか。そもそも大体で財源を持ってこないで何もしないと言うのであれば、何のための増税だったのか。

説明責任が選挙前に山積していると思う。

 

舛添知事所信表明 荒れる議場 「辞めろ」飛び交う罵声
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■傍聴席満杯、都民「納得できない」

 都議会の議場が荒れた-。東京都の舛添要一知事の1日の所信表明。険しい表情で何度も頭を下げたが、疑惑への直接的な説明は一切なく、自らに向けられた疑念の払拭には至らなかった。「辞めろ」「説明になっていない」。議場には罵声が飛び交い、これまで様子見を決め込んでいた自民、公明も追及姿勢を鮮明にした。集中審議の実施も現実味を帯びる中、舛添氏を取り巻く“包囲網”は着実に狭まっている。

 「ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありません」。都議会の本会議場で所信表明に立った舛添氏は冒頭、海外出張で航空機のファーストクラス、ホテルのスイートルームを使わない方針などを明らかにし、陳謝した。

 表情は神妙だったが、手元の資料をめくりながら頭を下げるなど、反省の一方、言葉をスムーズに続けることに注力する姿勢がうかがえた。

 舛添氏は5月27日の記者会見で一連の問題について「都議会に納得いただけるような説明をするつもりでおります」と力説していたが、所信表明では具体的な説明のないまま「批判を心に刻む」「深く反省」などと謝罪を繰り返した。

 2020年東京五輪パラリンピックに向けた意気込みなどを述べる舛添氏に対して、議員席からは「説明していない」「先のことを言う資格がない」「都民は許さないよ」などのやじが飛んだ。

 約25分間の所信表明のうち、問題に言及したのは約2分半。本会議終了後、退席をする舛添氏には、それまで静かだった一般傍聴席から「辞めろ」「(知事選で舛添氏を支援した)自民と公明はしっかりしろ」などの言葉が出た。

 議会局によると、昨年の6月議会の初日は一般傍聴人が40人足らず。この日は約5倍にあたる190人分の傍聴券が配られ、満席状態となった。

 選挙で舛添氏に投票したという中野区の無職、飯島和義さん(63)は説明が聞きたくて、議会を傍聴した。「疑惑について回答せずにおわびされても納得できない」と憤り、「僕らは傍聴席からにらむことしかできない。都議にはしっかり正義を貫いてほしい」と述べた。

 世田谷区の会社員、巽一郎さん(55)は「正々堂々と包み隠さず話してほしかった。都民の信用を失っているので、すみやかに辞職してもらいたい」。

 舛添氏は本会議後、報道陣の取材には応じず、硬い表情のまま「所信でしっかり述べたので、これ以上は…」と語り、立ち去った。
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増税再延期「新しい判断」 首相表明「公約違反、受け止め」
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参院選勝敗ラインは与党で改選過半数

 安倍晋三首相は1日夕、官邸で記者会見し、来年4月に予定していた消費税率10%への引き上げを平成31年10月まで2年半延期することを正式に表明した。「これまでの約束とは異なる新しい判断だ」と説明し、参院選で「国民の信を問いたい」と述べた。一方、衆参同日選は行わない考えを明らかにした。

 首相は、5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の議論を踏まえ、「世界経済は想像を超えるスピードで変化し、不透明感を増している」と指摘。その上で「内需を腰折れさせかねない消費税率の引き上げは延期すべきだと判断した」と明言した。秋の臨時国会増税再延期の関連法案などを提出する意向を表明。「アベノミクス三本の矢をもう一度力いっぱい放つため、総合的な経済対策をこの秋に講じる」と述べ、28年度第2次補正予算を編成する考えも示した。

 一方で「財政再建の旗は降ろさない」と述べ、財政の健全性を示す基礎的財政収支プライマリーバランス)の32年度黒字化という目標は維持するとした。

 首相は26年11月に消費増税を1年半延期して衆院を解散した際、「再び延期することはない」と断言していた。このため、首相は記者会見で「『公約違反』という批判も真摯(しんし)に受け止めている」と認めた上で、「新しい判断をした以上、国民の声を聞かなければならない」と述べ、参院選で信を問う考えを示した。
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2016参議院選挙に向けて~若年低所得層に「商品券」 補正予算案、消費刺激 政府方針

高齢者に臨時給付金3万円を配る。

「若い人はどーするんだ」

じゃぁ若い人に商品券を配ろう←今ここ

 

選挙がある年にはよくある光景ではあるが、よくもこう人を小ばかにしたような(だけどもらう人は喜ぶ)ことをするもんだなぁと。

目の前のエサに食いついてしまうのは、衣食足りて礼節を知るにもあるように、足りない人の方が多いわけで、ニュース内でも若年低所得者層に限定されている。

さすがに高齢者に配るほど投票に影響があるとは思えないが、点取りに躍起になる姿は選挙の年を思わせる。

 

安保法案の話題もがんばってずらしている自民党
ヨーロッパでテロが増えているから、何となく不安感も増してるしそのままいけると踏んでいるのでしょうか。
野党はどう選挙を戦うのか。改めて考えた方がいい。

個人的には野党に任せてうまくいくのか?といわれれば否だけども、あまりにも与党が強すぎるのは今の自民党(+公明党)では不安極まりない。

 

PDCAを回せる政党か、PDCAを検証・チェックする機関がほしい。