参議院選挙、衆議院選挙の焦点マニュフェスト比較

自民党、公明党、民主党、維新の会、共産党など多くの党が同じような政策を掲げるこの時代、参院選・衆院選の前にはしっかりと各政党のマニュフェストを比較しておく必要があるだろう。

冒頭解散は支持せずも希望も信じられず

国民全体で見れば、都議選で乗れなかった反自民の波を国政に展開できるまたとないチャンスであり、心のどこかで前の民主党みたいにならないでよと心配を抱きつつ、あまりにも一党支配な自民党をけん制したいので希望の党に投票したい気もわかる。

 

だが都民からしてみれば小池さんの行動は信用がおけない。
いくら自分が立たなくては国政で勝てないとわかっていてもまだ都政で成果もあげておらず、東京オリンピックまでしっかり船頭としてがんばると見えていた姿勢が半減した。公務の取りやめなどを大きくメディアが扱うようになれば都民の感情は複雑になるだろう。
都民は1300万人。つまり国政に出て10%の票は小池一辺倒に行くわけではないことを示している。

 

安倍自民も臨時国会の冒頭解散(しなかったらおもしろいけど)なんて、どんな理由をこじつけて解散しようとも信頼できない。
なんちゃら学園やらどこぞの獣医学部とかの問題をさらに大きな風呂敷でつつんで見えなくしているだけ。消費税の使い道なんて対して興味もなく、ばらまきを国民に提示すれば票がついてくる(特に子供持つ若い世代にうけるだろう)という考えは、まさに「こじつけ解散」こじつけた理由で子供世代をだまして信任を得たと言うことにしよう解散だ。

 

自民には入れたくない。もう少し拮抗させたい。だが、民進党も合流して大きな野党ができたとしてもその存在意義がよくわからない。反自民の受け皿というだけで果たして投票していいものか。
信頼できる政党がないというものの投票をしないと棄権なわけで。悩ましいですね。特に都民は。