参議院選挙、衆議院選挙の焦点マニュフェスト比較

自民党、公明党、民主党、維新の会、共産党など多くの党が同じような政策を掲げるこの時代、参院選・衆院選の前にはしっかりと各政党のマニュフェストを比較しておく必要があるだろう。

憲法改正発議の総議員3分の2:310を超える与党を信任した有権者

こまごました人を回収された310に届いてもやむなしかと思っていたけど、まさかの自公だけで312(まだ残り4議席あるけど)。

消費税の使い道なんて解散の方便で、安保法案、テロ等準備罪の強引な成立、森友・加計の忖度政治への信任と言ってよかった2017衆院選
結果は安倍政権への信任となった。こうなったらもう入れた人たちは安倍さんたちがどう国を変えようと、その影響が自分たちの子供や孫たちに及ぼうとも責任を持たなくてはならない。

今のところ安倍政権は円安誘導で景気もよくなっている感じに見えるし、外交でも北朝鮮への毅然とした対応など良い部分もたくさんある。
が、政権運営のプロセスはどうみてもだめと思うんだけど。大多数の国民はそうは思わないのだろう。

自民党が勝つにはわかっていたにしても、せめて250程度になっていてほしかった。信任していないと言う意味で。
野党が共闘しないからという理由ももっともだけど、有権者が何も考えずに投票している結果の気もする。考えて、いる、のか?

 

  公示前 17年衆院選  
自民 290 283 -7 -0.2%
希望 57 49 -8 -1.5%
公明 34 29 -5 -0.9%
共産 21 12 -9 -1.8%
立民 15 54 39 8.5%
維新 14 10 -4 -0.8%
社民 2 1 -1 -0.2%
こころ 0 0 0 0.0%
無所属・他 39 23 -16 -3.3%
欠員   3 3 0.6%
残り   4 4 0.9%
---------------------------------------------- 0 0.0%
定数 475 465 -10 0.0%

 

現段階で4議席集計されていないけど、ずっと安倍さんの問題を取り上げたメディア放送があったのに自公で12議席しか減っていないってことは偏向放送なんでしょねw

定数が10減っているので、減るのはしかたない。占有率も減っているけど310以上で信任を得た意味は大きい。
立憲民主がんばったけど、政権批判だけで前向きな議論をしないとまた立場をなくしてしまう。芯を通してなお、国政にからめる活躍を期待したい。希望はもちっとやる気だせ。

 

憲法改正に当たっては恣意的な運用をさせない仕組みづくりをしなければならない。
それさえできるのなら改正はした方がいい。その議論を早く国民に浸透させるような世論誘導が必要ではないだろうか。

性善説で「この法律を悪用する政治家はいない”だろう”」ではなく、「この法律を拡大解釈して悪用する政治家(政権)が将来できる”かもしれない”」という「だろうではなくかもしれない」を念頭に憲法改正議論がなされることを願いたい。