参議院選挙、衆議院選挙の焦点マニュフェスト比較

自民党、公明党、民主党、維新の会、共産党など多くの党が同じような政策を掲げるこの時代、参院選・衆院選の前にはしっかりと各政党のマニュフェストを比較しておく必要があるだろう。

平成27年2月の安倍さん施政方針演説。三本の矢の経済政策の成果はどこへ。2016年マニュフェストのチェック項目。

舛添さんは予想通り、違法性はなく反省をしたということで終わるのだろう。
個人的には給与返上などもやって、一気に反省感を出してしまえばよかったのにと思う。小出しにしては意味がないのだから。

さて、今日は安倍さんが再延期を決めた消費税増税の話を思い出してみたい。この施政方針演説も実はまだ1年4カ月前なのだ。この期間を使って消費税をあと2%あげるだけの下地を作れなかったことに対する反省はないのだろうか。

 

二度と増税延期はしないと啖呵を切ったのに。これでは子供や再犯者が「大丈夫。もう二度としません(笑)」と言っていてもバカにできない。
なぜ再延期になったのか、その理由を外部要因だけでなくしっかりと説明すべきではないか。正直増税延期を踏み絵に参院選はバカにしているとしか思えない。
だって誰でも増税はいやだもの。マクロ的に見たらこれを理由にプライマリーバランス達成も遅れる(結局できない?)だろうし、短期的な株価・景気対策としか思えない。

 

だからと言って野党にまかせたらうまくいくほどいい話も見えない。
日本は影の内閣的なものをもう少し強化しないと、前の民主党に代わった時のトラウマが大きいので野党になびくのも難しい。
せめて大阪都構想が成功していて、橋本さんたちががんばっていればよかったのだが。

 

18ヶ月再延期することに反対するわけではなく、撤回する理由を人のせいにして反省をしない姿勢では、今後も同じことをされるのではないかと思えてしまうことが問題なのだ。
2016年参議院選挙のマニュフェストのチェック項目は

①経済景気対策

増税タイミング、財政規律の方法

③安全保障法案の説明(まだされてない気がするのはわたしだけ?)

これは少なくとも押さえておきたい。
なんとなく論点のすり替えで③ではなく①になるのは目に見えているのだが。

 

このリンクもいつなくなるかわからないのでスクショも撮っておこう。

www.kantei.go.jp

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